測定方法・根拠

何を測り、
何を測らないか。

ヒトアイダ診断は、一般消費者向けの自己理解ツールです。IPIP-IPC英語原版32項目を、スタジオ スコシナナメが独自に日本語化しています。

IPIPとIPIP-IPC

International Personality Item Pool(IPIP)は公開の心理尺度項目集です。公式サイトは、項目・尺度がパブリックドメインであり、コピー・編集・翻訳・あらゆる目的での利用が可能と説明しています。

IPIP-IPCは、対人傾向を円環上の8方向として捉える32項目の尺度です。2009年の原著研究で、心理測定上の特性と初期の妥当性が検討されています。

32問で見ていること

ふだんの自分について、1〜5の5段階で回答します。各方向に対応する4項目の平均を使い、逆転採点は行いません。人との会話、注目、他者への関心、反論、自己開示などに関する自己報告です。

8つの「動き」

次の短い名前は、このサービスの説明用の呼び名です。研究上の尺度名の直訳や、検証済みの新しい性格分類ではありません。

すすめる

会話や注目の中心に、自分を出す方向。発言や注目を求める回答が含まれます。段取りの上手さや、リーダーとしての能力を測るものではありません。

つらぬく

反対や不満を、相手にはっきり表す方向。反論やきつい言葉についての回答が含まれます。信念の強さや、正しさを示すものではありません。

たもつ

相手の気持ちや困りごとに、深く関与しない方向。他者への関心や配慮に関する回答が含まれます。健全な境界線を引く能力を測るものではありません。

ひかえる

発言や自己開示を控えて関わる方向。口数や、自分のことを表に出さない傾向についての回答が含まれます。人嫌いや、会話の苦手さと同じではありません。

ゆだねる

自分の発言や注目を控え、相手に場を渡す方向。静かな話し方や目立つことを避ける回答が含まれます。判断を任せる能力や、相手への信頼を直接測るものではありません。

うけとめる

相手を優先し、起きたことを受け入れる方向。寛容さや相手を先に考えることについての回答が含まれます。いつも我慢している、という意味ではありません。

よりそう

相手に関心を向け、温かく関わる方向。相手の様子を尋ねたり安心させたりする回答が含まれます。すべての相手に同じように接するとは限りません。

ひらく

人との接点や会話を、自分から広げる方向。人の輪にいる心地よさや会話を始める回答が含まれます。深い関係の数や、人気を測るものではありません。

結果名と対人地図

今回の8方向の平均からの差を使います。最大・最小の差が0.65未満、または最大方向の平均との差が0.35未満なら、ひとつに寄らない表示です。上位2方向が隣接し、差が0.25以内で、ともに平均との差が0.35以上なら「あいだ」と表示します。これらは結果名を示すための表示ルールであり、心理学的診断基準ではありません。同点の処理は円環順で一定にしています。

地図の補助座標は、各尺度の生の回答平均から計算します。日本人の平均・偏差値・上位何%を表すものではありません。

X = LM − DE + 0.707 × (NO + JK − BC − FG)
Y = PA − HI + 0.707 × (NO + BC − FG − JK)

個人内の平均からの差は結果名に使います。地図は標準化した正式なWarmth / Dominance得点ではなく、「今回の回答プロフィールの位置」です。

独自日本語化と、現在の検証状況

英語原版だけを参照し、既存の日本語版IPIP-IPC-Jの質問文は使用していません。32項目について原文・訳文・逆翻訳・意味差の記録を作成しています。ただし、この記録は翻訳の自己点検であり、独立した専門家による翻訳検証ではありません。

独自日本語版は現在検証中です。信頼性・因子構造・日本人規準値は確立していません。原版の研究蓄積を、この日本語版の精度保証として扱いません。少人数の協力者のデータだけで妥当性が証明されたとも言いません。

できること・できないこと

回答傾向を見つめ、相手との違いを話す手がかりにできます。相性の良し悪し、相手の本心、将来の関係、能力、病気の有無は分かりません。採用・選別・人事評価にも使わないでください。

2人の解説は条件分岐と事前に用意した文章です。AIによる個別の自由生成は行いません。数値から直接言えること、研究の枠組み、日常への読み替えを分けています。

参考文献・出典

更新履歴

2026-09-08:独自日本語版v1、採点v1、結果文章v2(20章・すれ違い翻訳)を作成。尺度名の読み替えと測定範囲の注意書きを整備。

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